質の高いデータを作成するためにまず必要となるのは、プロトコルや来院といったそれぞれの目的に特化した検体採取キットです。適切なキットを用意し、予定通りに治験実施施設へ届けることが重要です。コーヴァンスでは、グローバルなロジスティクスの専門家が配送状況を監視し、検体が保存安定性期間内に配送されるよう保証します。
また、自動化、そして基盤技術と計測プラットフォームの連携により、一貫した結果をスムーズに提供。グローバルなネットワークとセントラルラボのすべてで標準化されたプロセスと手順を使用し、専門的な試験や数多くの安全性試験を実施しています。
治験依頼者や治験実施施設は、Xcellerate ラボスポンサーポータルと Xcellerate ラボ治験責任医師向けポータルからほぼリアルタイムに試験結果にアクセスし、患者様のケアに役立てることができます。
研究終了後は、サンプルをラボコープの専用バイオレポジトリに保管しておくことができます。監視体制の整った、安全に保護された各地の施設で、幅広い種類の検体の保管に対応しています。さらに試験を行う必要がある場合は、保管されているサンプルの在庫を検索し、発送を依頼することも可能です。
バイオマーカーに基づいた医薬品開発では、プロトコル全体でデータを把握し、複数の異なるソースから得たデータを組み合わせて使用しなければなりません。ラボコープ傘下の Global Specimen Solutions 社は、SaaS 型インフォマティクスプラットフォーム「GlobalCODE®」による総合的な検体ライフサイクル管理を提供しています。この独立したサービスは、成文化されたインフォームドコンセントと検体管理を独自に組み合わせたもので、サンプルの採取から破棄まで、重要な情報を可視化することができます。