血液および血漿分析

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  • 全血球算定

    当社と提携しているラボが、完全血球算定 (CBC) 検査を用いてお客様の研究されている血液サンプルの主要成分の量を判定します。

    全血球算定では、次のような血液の成分や特徴が測定対象となります。

    • 赤血球
    • 白血球
    • ヘモグロビン
    • ヘマトクリット
    • 血小板
    • 平均赤血球容積
    • 平均赤血球ヘモグロビン量
    • 平均赤血球ヘモグロビン濃度
     

    全血球数計算で細胞数に異常な増減が見られた場合、その被検動物が基礎疾患を持っている可能性があります。

  • 血液化学*

    血液化学検査(パネル検査)は、身体組織から放出される血液、または特定物質の分解(代謝)時に生成される血液中に存在する多数の化学物質を測定する各種検査の総称です。血液化学検査によるスクリーニングでは、動物の健康全般についての情報が提示されるため、ある種の問題を見つけるきっかけになるほか、特定の問題のための治療が機能しているかどうか知ることもできます。当社と提携しているラボが、個々の項目や項目パネルについて血液検査を行っており、そのなかの総合化学パネル検査には次のような項目が含まれます。

    • アルブミン
    • アルカリホスファターゼ
    • アラニン・アミノトランスフェラーゼ
    • アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
    • 血中尿素窒素
    • カルシウム
    • コレステロール
    • クレアチンキナーゼ
    • クレアチニン
    • グルコース
    • 総ビリルビン
    • 総タンパク
    • トリグリセリド
    • 電解質(Na、K、Cl)
  • 薬物動態

    PK と略されることもある薬物動態学は、薬理学の一領域で、生体に外部から投与された物質の行方について研究する学問です。その物質には医薬品、ホルモン、栄養素、毒素などがあります。その目的は、投与した瞬間から完全に体内から排除されるまでの物質の動向を突き止めることです。薬物動態学は、投与後の身体が吸収と分布のメカニズムを通して特定の物質に与える影響や、物質の体内での化学変化(シトクロム P450 やグルクロノシルトランスフェラーゼ酵素によって引き起こされる変化)、代謝物質が排泄される経路とその効果を解き明かします。物質の薬物動態 (PK) 特性は、投与した部位や物質の用量などによって影響を受けることがあります。また、そうした要素が物質の吸収率を左右しかねません。当社では、特定組織の薬剤検出を専門とするラボと提携しています。

*サービスは認定パートナーラボで実施します

 

その他の標準技術もご利用可能です。お客様の個々のニーズに合わせて、カスタムアッセイの開発も承ります。

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